「夕鶴」を英語で歌う… 5/10のご案内

5/10(火)大阪音楽大学のオペラ物知り講座で歌います!
今年は「原語と邦訳どちらがお好き?」というタイトル。同じ曲を違う言語で歌い、その比較や内容について、演出家・中村先生が一般の方に向けてお話、解説をされます。この講座、私も3、4回目?の出演になりますが、毎回違うゲストを迎え、演奏を交えてのお話で、大阪音大で長年続いてる講座です。
今回歌う曲の中に、オペラ「夕鶴」のアリアがあります。勿論、オリジナル・日本語も歌いますが、この日初めて英語でも歌います。
他に「蝶々夫人」「椿姫」、モーツァルトのアリアもオリジナル・イタリア語と日本語で歌います。どれも日本語で歌うのは初めてですが、比較にならないぐらい「夕鶴」の英語は手強い…

外国語→日本語はかなり楽!
日本語→外国語 は難易度高い!

ちょっと考えれば当たり前の事ですが、目の当たりに致しました。

「夕鶴」は昨年、中村先生の演出でつう役をオペラ一本させて頂きました。オペラ一本すると演出家や指揮者からの指導の元、演技、音楽についての長いお稽古が続く。役の全てが身体に染み付く。歌唱する言語も染み付くものの一つで、夕鶴の言語は母国語の日本語…浸透が物凄い!
なので、英語の歌詞を後から入れ込むのはなかなか大変なのです。反面、その作業?練習はかなりおもしろいです。。。
「さよなら~」は単純に「good bye」でなく「Darling, farewell」音節の数を合わせる(音符の数を合わせる)ため、色んな単語を駆使されています。「よひょう~♪」はそのまま「Yohyo」で… 当たり前ですね~

 滅多に聴けない英語の「夕鶴」、そして日本語で「蝶々夫人」「椿姫」、モーツァルトのアリアも歌います! 希少価値ですよ~(笑)  ぜひお越し下さい!


 

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お見舞い申し上げます。