とてもいいお天気に恵まれ、むくの木ホールでのリサイタル、無事終了致しました。
コロナ禍で音楽家として出来ることをとCD制作を決め、ここむくの木ホールでレコーディングをしました。録音のため、何日も通った会場でしたが、今回はお客様が会場にいらして下さり、またお天気も良く、中庭でも気持ちよく過ごせました。
レコーディングに合わせ、ピアノの藤里さん、バイオリンの萩原さんとは、相当リハーサルを一緒に重ねてきたかいもあり、今回のコンサートでは阿吽の呼吸でアンサンブルができ、本当に楽しく歌わせて頂きました。
レコーディングした日本の歌を中心にしたプログラムで、「翼を下さい」や「いのちの歌」など、今までコンサートでは歌ったことのない曲も披露させて頂きました。
私が歌を始めるきっかけとなった、今は亡き中学時代の合唱部の先生と何度も歌った「翼を下さい」きっと向こうで聞いてくれていると思います。先生のお父さんもいらして頂き、色々な思い出が蘇りながらの演奏でした。
アンコールに「いのちの歌」を歌わせて頂きましたが、会場のあちらこちらからすすり泣く声が聞こえてきました。改めて、言葉の力、日本語の力、音楽の力を感じました。
ご来場頂いた皆様、CDをご購入頂いた沢山のお客様、そして主催下さいましたむくの木ホール関係者の皆様、本当にありがとうございました。