「三部作」怒涛の2月

約2年前から計画していたオペラ「三部作」ですが、実際にキャスト、スタッフが集まり、昨年の11月から音楽稽古が始まりました。
ありがたいことに早々にチケットも完売し、2月からは立ち稽古が始まりました。
演目も3作品、キャストも多く、皆さんのスケジュールを合わせて稽古を組むことも大変でした。私自身も、3作品、頭を切り替えて3役に取り組んでおりました。
信頼するキャスト、スタッフの皆さんと一緒にプッチーニの作品に取り組みました。
沢山の人数で一つの作品に取り組むこと、ワンチームで大きな船に乗り、本番という到着地に向かって進んでいく作業、稽古の時間が私は大好きです。
作品の事を考え、自分が演じる役の事を考え、共演者の役の事を考え、どう歌って、どう表現してお客さんに聴いて頂くか、観て頂くかという事を考え、歌い、演じる稽古をする時間が大好きです。オペラをする醍醐味だと思います。
そんな充実した時間をすごしていた最中、2月に入って間もなくして、「コロナ」のことが、ちらほら聞こえ始めました。

2月の2週目に入り、キャストの数人から、「明日の本番がコロナで中止になった」「今週の本番がコロナで中止になった」と、間近で、コロナのために本番が流れていることを聞くようになりました。
アゼリアホールへ連絡をして、会館の様子を聞きました。「財団主催の公演は基本的にやっています。鳥インフルエンザやサーズで、他の会館が公演を中止している時も、うちは公演をしてきました。大阪府や市からの指示などが出たら別ですが、やるという事でおりましょう!」とのお返事で、その時は、まあ大丈夫、出来るだろうと考えておりました。
3週目に入り、チケットを買われてるお客様から、直接連絡を頂くこともでてきました。
コロナですが、どうなりますか?中止ですか?との問い合わせも増えてきましたが、基本的にはにはやろうと思いながら練習に励んでおりました。
お世話頂いてるONC(大阪灘クラブ)からは、「当日、万全の準備をしてやりましょう。マスクや消毒液の準備、手配はしておきます。」との心強い連絡も頂いておりました。
コロナの事だけでなく、本番が近づくにつれ、色んな準備に追われ、家と稽古場を往復するだけの毎日で、家には寝に帰るだけのようになってきていました。
準備に追われ、寝る間もなく、気づいたら食べることも忘れて・・
そういえば、昨日稽古に行く前にご飯を食べて以来、今朝まで何も食べてなかったなあ、と翌日、稽古に行く途中に気づき、途中で食料を買い、稽古場でご飯を食べるという日もありました。目まぐるしく時間が過ぎ、忙しすぎると食べることも忘れてしまうような日が本当にありました。
そんな具合で、2月に入ってからは、あっという間に時間が過ぎていきました。

☆3作品の楽譜、この3冊を常に持って稽古に通いました

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