マーラーの千人の交響曲、終演致しました。座席数2700席のフェスティバルホール、満員のお客様の中、そのスケールにふさわしい合唱の皆様、オーケストラの皆様と一緒に歌わせて頂くことが出来、ました。
最初、楽譜を見て、音源を聴いた時、どこから手をつけて取り組めばいいのか… 四苦八苦しているちょうどその時、ドイツの劇場で指揮をしている西聡美さんが帰国していて、ドイツでマーラーの千人をやったところ!とメッセージを頂きました。このタイミング、巡り合わせ!!コレペティを何回かして頂き、本当に助けて頂きました。西さんありがとう〜!!
本番当日は、合唱団の歌い出しに鳥肌がたち、ラストの合唱団のピアニッシモ、歌詞は胸にグッと来るものがありました。
私にとって、初マーラーでしたが、マーラーの歌曲も歌ってみると楽しいだろうなぁ、綺麗だろうなぁと、マーラーの世界観を体感することができました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
ちょうど同時進行で、モーツァルトの「フィガロの結婚」伯爵夫人役を稽古しています。何回歌っても手強いモーツァルト、伯爵夫人…煮つまりつつありましたが、少しマーラーの世界へ行ってモーツァルトに戻ってくると、モーツァルトの形、スタイルが見えてきたような気が致します。
フィガロの結婚も大詰め。頑張ります!
※写真は楽屋からの大阪らしい景色と、終演後、客席をバックに撮りました。こんな写真を撮れるのも出演者の特権です!(笑)