「マノン・レスコー」の立ち稽古が始まりました。演出家、三浦安浩さんとは、今回初めてご一緒させて頂きます。よく、歌い手さんの間で、アンコーさん、と呼ばれてるのを聞いていて、三浦先生の演出の舞台にのってみたいと以前から思っていましたが、今回その機会を頂きました。
今日は「はじめまして。」のご挨拶から始まるお稽古、緊張の時間。最初に今回の演出プラン、三浦先生の「マノン・レスコー」という作品で表現したい事を、ユーモアを交じえてお話しして下さいました。三浦先生と一緒に、またマノンという女性と向き合えること、音楽監督・ピアニストの村上さんとプッチーニの音楽に向き合えること、共演者の皆様と「マノン・レスコー」という作品に一緒に取り組めることが、本当に楽しみになりました。大きなテーマは一言で「愛」に集約されますが、マノンという女性が、自分の求めるものへの愛にエネルギュに生きぬく様を歌いたいと思っています。
また、今回、本当にありがたい事に3回もの本番を歌わせて頂けます。先日終わったばかりの「カルメン」でも強く感じましたが、舞台は生物(ナマモノ)。本番でこその新しい発見、発展が今回の3回の本番でも生まれることがとても楽しみです!
こんな機会を頂いた、主催者、風の丘ホールの大澤さんに感謝して、「マノン・レスコー」立ち稽古に臨みます。