芦屋の谷崎潤一郎記念館を訪ねました。
私は谷崎潤一郎と聞けば、「細雪」や「痴人の愛」でなく、「春琴抄」が一番に浮かぶ。オペラになっていているから。三木稔作曲でオーケストラに三味線や琴なども加わり、独特な音楽で幻想的な雰囲気が素晴らしい日本オペラだと思います。もっと日本で頻繁に上演されたらいいのに…
それにしても、谷崎潤一郎、「小田原事件」「妻譲渡事件」に始まり、女性関係が華やか?凄いというより、もはや女の敵!である~(笑) 谷崎潤一郎の写真を見ながら、これは当時ハンサムだったのかな?そんなにモテたのかな?なんて思いながら資料を読んだり、眺めたり。
小説のイメージごとに転居を繰り返し、40回以上引っ越しをしているのもビックリした。そこまでのこだわりを持って小説を書き、名作が生まれてるんですね~
愛猫家必読との文字に惹かれ、「猫と庄造と二人の女」思わず買ってしまいました!