先日の音大オペラ物知り講座の時に流れた映像は、2011年に河内長野のラブリーホールで出演した「椿姫」の一部でした。その映像から一部アップ致します。5年前ですが… 私だと分からないでしょうか?ご検証下さい〜(笑)
この「椿姫」演出はオペラ講座でもお話し下さった中村敬一先生です。
⚪︎1幕デュエットから
⚪︎2幕1場から
⚪︎2幕2場から
と、場面が違う部分を抜粋しました。それぞれ衣装が違います。(3幕はホームページの動画ページに載せてます!)
改めて動画を見ていると…
2幕1場、ピンクの衣装を着てる場面、泣きながら手紙を書いている所にアルフレード君が現れ、慌てて手紙を隠し、立ち上がり舞台のセンターへ行く場面。私、センターへ出ながら、机の前で1回転しています!
でも、この回転、あまり上手く回れてませんね…(笑) 手紙を隠すために回るという動作をしないといけないのに、下手です〜(涙) 恥ずかしいですが、今後の私の成長を見て頂くという事で…
このシーン、歌いながら
1 手紙を書く
2 呼び鈴を鳴らす
3 手紙を折って封筒にいれる
4 封筒に宛名と差し出しを書く
5 女中さんに手紙を渡す
6 女中さんの物申しを止めて行かせる
7 アルフレード君がやって来て慌てて立ち上がり、移動、回転!!
という流れ。
短いシーンですが、動作が多い場面で、沢山稽古をして頂きました。やる事の順が狂えば歌詞と合わなくなるし、音楽は流れてるから時間の制限もあり…
急ぎすぎると、やっつけ仕事みたいに見えて「慌ただしすぎる!呼び鈴も雑に鳴らさないように!」と注意されたり、この動作の後にやってくる 回転つきの移動? 慌てすぎて机の周りをムダに何回転もしてしまい「平野さん、クルクル回りすぎだ〜!」と中村先生がおっしゃってたのはよく覚えています。(苦笑)
そういえば、中村先生の演出、「フィガロの結婚」も「夕鶴」も回転の指定があった!(笑) 舞台での回転する位置 (←照明の加減などもあり、舞台の中の微妙な位置も大事です!) 右回りか左回りか… 細部にまでこだわって演出して下さり、不器用な私にとことんお稽古をつけて下さいました。逆回りすると必ずダメが出てました!(笑)
偶然に、意図的ではなく、ホームページでアップしてる「フィガロの結婚」の動画部分にもその回転が入ってます!
また「夕鶴」の回転場面?! ブログにもアップしたいと思います。少しは成長して、良い回転になってるはず!と自分に言い聞かせています〜