福島の学生さんを招いての東日本大震災チャリティーコンサート、熱気に包まれた会場の中で私も歌わせて頂き、また私の歌の原点である沢山の合唱団の歌を聴けて、今年も参加できて本当に良かったです。心からのエールの気持ちを込めて精一杯歌わせて頂きました。
制服を着た福島の中学生の合唱を聞いていると、自分の中学時代、合唱部で歌っていた頃、今の私の歌の原点を思い出さずにはいられないし、本当に「清らか」という言葉がぴったりな彼女達の歌声が心に響きます。
自分が年齢を重ねて歌っていると、この「清らか」という言葉から離れていってないか?とふと思ったほど…
人間そのものが楽器の「歌うこと」は、「その人」「人間」がダイレクトに声、歌に出るなあとつくづく思う。
福島の中学生達、きっと震災を経験して、自分達を応援してくれてる沢山の人の思いをしっかり受け止めてステージに立ち、歌ってくれた事と思います。後に懇親会で彼女達のお話も聞け、それを強く感じました。
毎年、このチャリティーコンサートを企画・運営されてる女性合唱団「レガーテ」さんにも頭が下がります。今回、収益の一部を熊本地震の被災地にも送られるそうです。御来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。